パソコンなら何でもOKなわけでは無い?目的別のパソコン選択術

2016年8月24日

ワープロやインターネットが目的なら自由に選べる

パソコンの動作スピードは、CPUコア数やメモリなど性能に大きく左右されます。一般的にデスクトップパソコンには高性能なCPUが搭載され、持ち歩きに特化したノートパソコンやタブレットPCは、性能よりは熱や消費電力を考慮した省電力のCPUが搭載されていることが多いと言えます。ワープロで文章を書いたり年賀状のレイアウトを作って印刷をしたり、インターネットでニュースサイトを閲覧するなど、高い機能をパソコンに要求しないのであれば、高性能なパソコンは必要ありません。ノートブックやタブレットPCなど機能性を重視したものの中から自由に選択しても問題ありませんし、そのぶんモバイル機器の弱点と言えるキーボードなどの入力機器を別途購入しこだわることで、快適な環境を作ることができます。

動画や表計算ソフトはある程度の性能が必要

頻繁に高画質の動画を閲覧する場合や、表計算ソフトで高度な機能を使用する場合は、ある程度のCPUとメモリを搭載するパソコンが必要になります。動画の解像度はフルハイビジョンで1920×1080となっていますが、今後は4k映像が主流になる可能性があります。表計算ソフト、高画質動画の閲覧共にCPUは最低でも2つのコアを搭載するデュアルコア、できればクアッドコアが理想ですが、動画の閲覧ではそれ以上に映像表示に使用されるビデオ用のメモリ、VRAMが重要になります。ビデオチップがオンボードタイプの場合、多くはメインメモリとVRAMが共用となり、情報量がVRAMの容量を超えた時点で足りない部分をメインメモリが補うため、一時的に動作が遅くなり滑らかな映像は期待できません。このため、表示専用のVRAMを搭載しているか、もしくはビデオボードを拡張できるデスクトップパソコンを選択する必要があります。

ゲームや動画のエンコードは高性能なパソコンを選択

用途がゲームや動画のエンコードなどパソコンの負担が大きい場合には、高性能なCPUのほか大容量のメインメモリ、VRAMが必要になります。高画質の映像を処理すると同時に、多くの命令を高速で処理する必要があるため、CPUはクアッドコアを搭載し、L3キャッシュ容量も出来る限り大きなもので、動作周波数3GHz以上は欲しいところです。これらの性能を満足するには熱対策も必要となるため、長期的な安定性を望むのであれば、必然的にデスクトップパソコンの中から選択することになります。

現在出回っているパソコンは、デスクトップ型とノート型の2種類に分けられます。前者は場所を取る反面拡張性に優れ、後者はカスタマイズしづらいものの何処へでも持ち運べる利便性の高さが特徴です。